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民族植物学研究室 『民族植物学ノオト』バックナンバー第1号から第10号



大学から離れて、植物と人々の博物館の研究部門、民族植物学研究室として、2014年から再出発します。 最近の研究業績など
2015年の活動写真

研究目的と内容等:
  民族植物学は世界各地で芽吹き始めた、温故知新の学問分野です。研究目的は自然と人間の関わり、共生的環境文化を民族植物学の視点から解析します。環境保全、創造と環境学習プログラムを現場で、開発し、実践検証します。さらに、これらを基礎に環境学習原論を思索し、現代の受験教育ではない学びを提案したいと考えています。
日本村塾で、縁側講座、囲炉裏端講座、温泉講座をします。
日本に民族植物学の研究拠点を確立したいと考えています。
ご興味のある方は、ご連絡の上、お訪ねください。


研究作品リスト   日本語    英語

1 環境学習関係:
1)秩父多摩甲斐国立公園での山村エコミュージアムづくり
  山梨県小菅村において、エコミュージアム日本村づくりを進めるために、そのコア・ミュージアムとして、中央公民館内において「植物と人々の博物館プロジェクト」を進めています。

2)
自然文化誌研究会では、ELF環境学習過程を使って、環境学習指導者(のびとCONE+)の養成を行っています。

環境教育研究会を1976年に、日本環境教育学会を1990年に創立するときの事務局を担当しました。
*東京学芸大学 自然文化誌研究会・冒険探検部を1975年に創立しました。

2 民族植物学関係:
1)栽培植物の起源と伝播に関する研究;
@雑穀類・雑草コンプレックスと作物の栽培化過程、特に、ユーラシアのもっとも古い一次起源作物のキビ、インドの三次起源作物のコラリやコラティを中心に研究をまとめています。

A田畑共通雑草の起源と種分化の比較研究のまとめをしています。;
  
2)栽培植物の栽培、加工、調理法等のアフロ・ユーラシア地域における野外調査と比較研究のまとめをしています。;
  
3)ホーム・ガーデン研究会として、緑の革命により、遺伝的浸食を受けて絶滅に瀕している栽培植物の調査研究を実施しています。(住友財団の研究助成)

@栽培植物の伝統的な在来品種の調査
A現地保全の方法の研究
Bローカル・シード・バンクの提案
C雑穀街道の提案

4)生物文化多様性教材研究会で、ELF環境学習過程の充実をしています。

*雑穀研究会を1985年に創立し、2002年まで事務局を担当してきました。
2012年9月に雑穀研究会シンポジウムを小菅村で開催しました。

2 講座・研究に対する基本的な考え方:
@直接体験を重視し、野外調査・聞き取り・観察・実験などを行います。
A学際・統合的な研究手法をとり、環境学・環境学習のあり方を思索、学問を生き方として実践したいと考えています。
B基礎研究に基づき、環境と教育政策について社会に提案しています。


*環境教育推進法の制定を2001年に提案し、NPO環境文明21で議員立法の素案づくりをしました。法案が成立するまで、国会衆議院・参議院の委員会や本会議を傍聴しました。2010年のCOP10で在来品種の保全について提案しました。2011年は「社会的共通資本としての森とむら」(財団法人森とむらの会)について提案しました。